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町物(京都・江戸)と浮世絵(その十九 月岡芳年「猫鼠合戦」など) [洛東遺芳館]

(その十九) 月岡芳年「猫鼠合戦」など

岩見銀山.jpg
月岡芳年「鼠合戦」中判二丁掛(全六図)ボストン美術館蔵 (補記一・補記二)

 「最後の浮世絵師」の名を冠せられている「月岡(つきおか)芳年(よしとし)」については、下記(補記三)に紹介されている。そこで触れられていないようなことについて、活字情報(『別冊太陽 月岡芳年(岩切友里子監修)』など)で追加をして置きたい。

一 猫好きの芳年
 芳年の師匠の国芳は大の猫好きであったが、芳年もまた猫好きで、タマという名前のオスの白猫を飼っていた。その可愛がりようは尋常ではなかった。(中略) 芳年が懸命に描いた絵をタマが暴れて破いてしまっても、決して怒らず、「タマちゃん、いけないねえ」というくらいで済んだという。(本田嘯月『新小説(明治四十三年)』所収「大蘇芳年翁」)

二 『明治名人伝(初編・明治十五年)』の「月岡芳年」
 故一勇斎国芳の門下に名ある者寡(すくな)からざるが、中に出藍の誉(ほまれ)なるは此(この)人なり。通称を米次郎といひ、一魁斎、大蘇(たいそ)等の号あり。近年、菊池容斎が画風を慕ひて人物の動静神(しん)に入(いら)ざるはなし。殊に武者と芸妓を写すに妙を得たるは、故人も若(しか)ず。且(かつ)性質磊々楽々(らいらいらくらく)として、巨額の潤筆を得るとも、酒食に費(ついや)し、絃妓を聘(へい)して一時に散じ、孤独にして清貧を楽(たの)むは、実に画工中の一畸人といふべき者なり。

三 写真に収められた芳年(「補記三」で紹介されている「芳年肖像(写真)」)
 今でいふオールバックといったやうな髪の刈りかた、つぶら眼、それにふさはしい大きな眼鏡、厚い唇、背は高い方ではなかつたがや、太り肉(じし)のゆつたりしたものいひ、落ちついたものごし、いかにも芸ごとの一流を極めた人と、その頃の子供心にも一目にそれと見てとれる。大蘇(たいそ)芳年(よしとし)といふ名が自づから體(からだ)を現はす。それが今でも私の印象に残る芳年先生の俤である。(鏑木清方『浮世絵研究(昭和十六年)』所収「俤に残る芳年先生」)

岩見銀山一.jpg
月岡芳年「菓子袋(上)」「岩見銀山(下)」(中判二丁掛)

「上: お菓子の紙袋をかぶった猫を割竹で叩こうというネズミたち」
「下 ,猫の押し立てている旗は、岩見銀山ねずみとりの行商人の旗で、この薬は『猫いらず』とも呼ばれた砒素系の殺鼠剤であった。ネズミたちも、これを持ち出されては敵わない。」 (『別冊太陽 月岡芳年(岩切友里子監修)』)

(絵文字入りコメント=恣意的コメント)

一 「菓子袋(上)」の、その「猫」は、お師匠さんの「一勇斎国芳」の、「其のまゝ地口猫飼好五十三疋 上中下」の、その「28袋井(ふくろい)=『袋(ふくろ)い(り)=猫が頭を袋の中に入れている』」と同じ。そして、それは、また、それは、お師匠の「たとゑ尽(づくし)の内」の、「13 (右下の猫)『猫に紙袋(菓子袋)』」と同じ。♬☻☻♫•*¨*•.¸

二 「中判二丁掛」(補記二)とは、『浮世絵の鑑賞基礎知識(小林忠・大久保純一著)』にも出てこない。「中判二枚縦続き」ものを「摺り」の二度手間を一度手間で仕上げるようなことか(((;◔ᴗ◔;)))  確かに、この「上」と「下」とは、別々の合戦場面である(((ʘ ʘ;)))

三 題名(「猫鼠合戦」)の枠は、鈴の付いた猫の首輪で、それぞれ「上」と「下」に描いてある。しかし、「上」は青い背景で、「下」は緑の背景で、それが、次の二枚目に移ると、「上」が緑の背景で、「下」が青い背景となる。その順序で、次の三枚目の「上」は青い
背景、「下」となり、これは、横に繋げる時の表示のようである(((;◔ᴗ◔;)))

四 それぞれの「画題(名)」の、「菓子袋」(上)と「岩見銀山」(下)は、別枠を取っての「文字」では表示せずに、「画面」上に取り込んで描いているような感じを受ける(((;◔ᴗ◔;)))

岩見銀山二.jpg

月岡芳年「またたび(上)」「盗み食い(下)」(中判二丁掛)

「上: ネズミたちは、またたびの香を焚いたようで、へろへろと吸い寄せられる猫たちを、ネズミたちは神棚の上から見物。」
「下: 藁を編んだ飯櫃入れにもたれて猫がうたたねする間に、ネズミたちは、アワビ貝に盛られた猫の飯を食べてしまう。」
(『別冊太陽 月岡芳年(岩切友里子監修)』)

(絵文字入りコメント=恣意的コメント)

一 この「上」と「下」との関連は、全く、別々なのかというと、何やら、「切れているようで、切れてはいない」(((ʘ ʘ;))) 「俳諧(連句・俳句)」の用語ですると、「切れ・間(マ)=空白」とかと、何やら連動しているように思われてくる(((༼•̫͡•༽)))

二 この「上」と「下」とを連動すると、「またたび」(上)を嗅いで「眠った猫」(下)を見て、それを仕掛けた「ネズミ」(上)が、まんまと、「猫の飯」(下)を平らげるということになる♬☻☻♫•*¨*•.¸

三 そして、一枚目(「菓子袋・岩見銀山」)が、外の合戦風景とすると、この二枚目(「またたび・盗み食い」)は、内(陣中)なる合戦風景ということになる。ここで、「俳諧(連句・俳句)」の用語ですると、「(前句との)付け・付け味」の妙味と連動しているように思われてくる(((༼•̫͡•༽)))

岩見銀山三.jpg
月岡芳年「犬張子(上)」「枡落とし(下)」(中判二丁掛)

「上: 犬張子にまたがって雄々しく采配を揮う白ネズミの大将の出現に、猫たちは大慌て
で腰を抜かさんばかりである。」
「下: 枡落としは、枡をふせた中に餌を入れて、つっかい棒で支えて、ネズミが入るようにしておき、ネズミが中に入ると、棒が倒れ、ネズミが出られなくなるという仕掛け。」
(『別冊太陽 月岡芳年(岩切友里子監修)』)

(絵文字入りコメント=恣意的コメント)

一 国芳の「大判二丁掛」ものに出会った。「流行道外(りゅうこうどうけ)こまづくし」というものである(『もっと知りたい 歌川国芳(悳俊彦)』)。その絵図は、補記四のとおり。悳俊彦著では、次のように解説している。
「 流行道外こまづくし
  こまの五郎時宗・こまやし朝日奈・ももんごまァ
  天保十四年(一八四三)頃 大判二丁掛
 当時、名人竹沢藤次の曲独楽が大流行。それを当て込み、独楽の擬人化による錦絵が多数出版された。説話や、当盛風俗、当時の見世物芸の演目なども取り入れたシリーズである。画面上のすべてのものが独楽で形づくられており、国芳のこだわりが感じられる。しかも自然で無理がない。紐と独楽でできた髑髏は特に印象が深い。(p62) 」 
 ここで、「大判二丁掛」というのは、「大判二枚続」と同じ大きさで、「大奉書」全体(約39×53cm)ということになる。この大きさのものは、「大倍判(オオバイバン)」と呼ばれ、北斎の鳥瞰図などが、この判型である。そして、国芳の「戯画」などでは、この判型のものは、まずはお目にかかれない。(補記五)
 どうやら、これは、「中判二丁掛」のようである。(補記四)(((;◔ᴗ◔;)))

二 さらに、国芳の「戯画」を続けると、当時、いわゆる、「天保の改革」で「役者絵の禁止」とかが罷り通っていたらしい(((ʘ ʘ;)))  それに対する国芳の反骨精神の現れが、国芳の「戯画」の背後に潜んでいるらしい(((ʘ ʘ;))) すなわち、国芳の「戯画」は「ふざけて描いた絵」ではなく(そういうものもあるが)、どちらかというと「風刺画」(直ぐにそのカラクリが分からないように、かなり高度な仕掛けが施されている)と理解すると、その真相が時に姿を現して来る(((;◔ᴗ◔;)))

三の一 さて、冒頭の、芳年の「猫鼠合戦」に戻って、上記の「犬張子」の左側の巨大な「犬張子」は、何やら、ギリシャ神話の「トロイの木馬」が思い起こされて来る。もとより、芳年は、「トロイの木馬」は知らないであろうが、この「猫鼠合戦」が出来たのは、安政六年(一八五九)、芳年が二十一歳の時である(『別冊太陽 月岡芳年(岩切友里子監修)』所収「月岡芳年年譜」)。
 この前後の、当時の世相は、嘉永六年(一八五三)、「ペリーの浦賀来航」、安政元年(一八五四)、「日米和親条約調印」、そして、安政五年(一八五八)は、「安政の大獄」があった年である。この翌年(安政六年=一九五九)に、この「猫鼠合戦」が制作され、その翌年(万延元年=一八六〇)が、「桜田門外の変。横浜開港」があった年である。その翌年(文久元年=一八六一)に、芳年の師匠の国芳が、その六十五年の生涯を閉じた年ということになる(((;◔ᴗ◔;)))

三の二 とすると、この「犬張子(上)」を、ペリーの「黒船」とすると、その黒船をバックとする「開国派(新勢力)」と、それを阻止せんとする「鎖国派(旧勢力)」との抗争が、この芳年の「猫鼠合戦」の背景ということになる♬☻☻♫•*¨*•.¸

四 とすると、上記の「枡落とし(下)」は、「鎖国派(旧勢力)=猫派」が、「ペリーの黒船に伴う薪・水・長期航海用の食料など」を、頑として応じない、その姿勢の絵図ということになる♬☻☻♫•*¨*•.¸

五 ということで、またまた、冒頭に戻って、「菓子袋(上)」は、「鎖国派(旧勢力)=猫派」が、「鎖国して、時世が読めない」ということを暗示しているということになる♬☻☻♫•*¨*•.¸

六 とすると、「岩見銀山(下)」は、その「鎖国派(旧勢力)=猫派」が、それではならじと、「鎖国遵守」の錦の御旗をもって、応戦するという図になる☻☻♫•*¨*•.¸

七 続く、「またたび(上)」は、「開国派(新勢力)=鼠派」が、何やら、「鎖国派(旧勢力)」に、「魅力的な開国条件の匂い」を嗅がせているという図になる☻☻♫•*¨*•.¸

八 とすれば、続く、「盗み食い(下)」は、「鎖国派(旧勢力)=猫派」が安心して惰眠している内に、「開国派(新勢力)=鼠派」が、その開国の甘い汁を謳歌しているという図になる☻☻♫•*¨*•.¸

九 ここで、「三の二」に戻って、この「犬張子(上)」は、「開国派=鼠派」が攻めに攻めているという図になる☻☻♫•*¨*•.¸

十 さて、さて、「十」というのは、一つの区切りで、この「枡落とし(下)」は、「鎖国派(旧勢力)=猫派」が、次なる「開国派(新勢力)=鼠派」に対する「巻き落とし」を狙っているという図になる☻☻♫•*¨*•.

十一 ここからは、番外編(余話)ということになるが、これらの芳年の「猫鼠合戦(安政六年=一八五九)」を始め、芳年の傑作画「桃太郎豆撒之図(安政六年=一八五九)」、「東叡山文殊楼焼討之図(明治七年=一七八四)」などが、日本の美術館(中央・地方を問わず)ではなく、遠く、米国の「ボストン美術館」に所蔵されているというのは、これは、まさしく、「猫鼠合戦(安政六年=一八五九)」における「開国派(新勢力)=鼠派」の、その一端を象徴するものなのであろうか(((༼•̫͡•༽)))

十二 「中判二丁掛」の「上」と「下」とは「切れていない」(裁断されていない)。そし
て、次の「中判二丁掛」(二枚目)とは、「切れている」(別用紙「大判」で、当然ながら裁断されている)。以下、三枚目の「中二丁掛」も、同じ要領となる。この「切れている」「切れていない」というのは、冒頭の、(「鼠合戦」中判二丁掛(全六図)ボストン美術館蔵)を見ると、明瞭になって来る。
そして、これは、「全六図」で終わるとはいうよりも、「俳諧(連句・俳句)」用語ですると、「歌仙(三十六句形式)」「半歌仙(十八句形式)」「五十韻」(五十句形式)「百韻」(百句形式)とかと深く関わっていて、ちなみに、「全六図」というのは、「歌仙形式」の「表」の六句(場面)ということになる。
そして、それ以上を続けるかどうかは、その時の「捌(さば)き」(進行者)の役割で、浮世絵版画ですると、「絵師」よりも「版元」が、その役割を担っているのであろう。そして、それを続けるか、打ち止めにするかは、一に、その作品(歌仙なり錦絵など)が、面白いかどうか(人気があるかどうか、売れるかどうか)ということが、その決め手になってくるのであろう。
 どうも、この作品(全六図)が、ボストン美術館蔵というのは、本家本元の日本では、それほど、当時の人の人気を呼ぶ作品ではなかったということなのかも知れない(((༼•̫͡•༽)))
 なお、芳年の、当時の世相風刺などを背景とする「大合戦」ものは、「追記一(台所大合戦)、そして、「追記二(和漢獣物大合戦之内)」があるが、これらは、「大判・三枚・続き」で、いわゆる、「パノラマ大画面」を相互に形成するものであって、これらには、いわゆる、「切れ」は無い。
 ここに、冒頭の「中判二丁掛」の「猫鼠合戦」と、その他の「三枚続」のものとの相違がクローズアップされて来る☻☻♫•*¨*•.

補記一  ボストン美術館 日本の美術

http://kunio.raindrop.jp/photo-usa-boston5.htm

補記二 中判二丁掛

https://www.adachi-hanga.com/staffblog/2014/08/

補記三 月岡芳年

https://ja.wikipedia.org/wiki/月岡芳年

補記四 補記四 国芳の「大判二丁掛」=「流行道外こまづくし」

https://ameblo.jp/giantlimited/entry-10975625723.html

補記四 図版解説 歌川国芳画「流行道外こまづくし」(浮世絵芸術データベース)

http://unno.nichibun.ac.jp/geijyutsu/ukiyoe-geijyutsu/lime/143_031.html

補記五 歌川国芳-奇と笑いの木版画 出品目録  府中市美術館

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kuniyoshi.files/kuniyoshi-mokuroku.pdf

補記六 『笑う浮世絵―戯画と国芳一門―』 太田記念美術館

www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/2013_warau-ukiyoe

追記一 台所大合戦

大判三枚続 安政六年(一八五九) 遠州屋彦兵衛版 千代田区教育委員会寄託三谷家資料

 右側、台所方の大将は「釜之冠者たき安」。兵卒は「鍋の九郎」「茶釜茶九郎」「水野組左ヱ門」「水瓶大右ヱ門」など。「こう神燈明斎は」が火の用心の旗を掲げて突撃している。左側、座敷方の大将は「箪笥之錠鍵盛(たんすのじょうかぎもり)。兵卒は「こたつの上猫八」「手習双四郎」「火鉢棒海尊」など。中国には、座敷方の「ごばんの忠信」が投げた碁石が散乱している。諸道具それぞれの名前や動きが面白い。
『芳年(岩切友里子編著)』所収「図版解説(4)」

画像 入間市博物館蔵

www.alit.city.iruma.saitama.jp/search/artifact/det.html?data_id=14302

追記二  和漢獣物大合戦之図

大判三枚続 万延元年(一八六〇九) 十月改印 亀屋岩吉版 埼玉県立文書館寄託小室家資料

 題名に「和漢」とあるが、日本と外国の獣の合戦であろう。日本側は黒熊が大将で、兵卒は、犬、猿、馬、猪、兎など。外国の大将は白象で、虎、豹、山羊のほか、狛犬のような兵卒がいる。 黒駒の陣羽織には源氏を表す笹竜胆が描かれている。この絵の出版された前年の安政六年に、神奈川、長崎、函館が開港して、外国との貿易が始まったが、これに伴い、江戸市中では物価が上昇して攘夷の機運を招き、万延元年三月には桜田門外で井伊大老が暗殺される事件も起きている。本図にも何らかの寓意が含まれるのではないかと見られるが、詳らかではない。
『芳年(岩切友里子編著)』所収「図版解説(5)」

画像  東京都立図書館デジタルアーカイブ TOKYOアーカイブ

http://archive.library.metro.tokyo.jp/da/detail?qf=&q=%E8%8A%B3%E5%B9%B4%E3%80%80%E5%92%8C%E6%BC%A2%E7%8D%A3%E7%89%A9%E5%A4%A7%E5%90%88%E6%88%A6%E4%B9%8B%E5%9B%B3&start=0&sort=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB_STRING+asc%2C+METADATA_ID+asc&dispStyle=list&tilcod=0000000003-00223082&mode=result&category=

追記三 猫鼠合戦

中判二丁掛 安政六年(一八五九) 九月改印 遠州屋彦兵衛版 個人蔵
「6 菓子袋・岩見銀山(上・下)」「7 犬張子・枡落とし(上・下)」「8 またたび・盗み食い(上・下)」(「図版解説」=上記の『別冊太陽 月岡芳年(岩切有里子監修)』所収の「解説」と同じ。   『芳年(岩切友里子編著)』所収「図版解説(6・7・8)」

※上記の『別冊太陽 月岡芳年(岩切有里子監修)・2012初版発行』所収の「解説」のものは、「ボストン美術館」所蔵のものであったが、『芳年(岩切友里子編著)・2014初版発行』所収「図版解説(6・7・8)」では、「個人」所蔵のもので、解説がなされている。この後者のものは、日本国内で所蔵されているものなのかも知れない。
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コメント 4

middrinn

「猫鼠合戦」の絵解きが面白いですね(^^)
『明治名人伝』の「殊に武者と芸妓を写すに
妙を得たるは、故人も若ず。」という芳年評
ですけど、「月百姿」の中の「祇園待ち」の
大石主税の刀の柄の握り方が変で「武者」絵
が上手いなどとは思えないのですが(^_^;)
細かいことですが、「岩切友里子」に誤植
が数箇所あります^_^; 次回も愉しみ(^^)

by middrinn (2018-02-23 21:26) 

yahantei

亀田鵬斎さんの縁で何時もお世話になります。「友里子」女史の件、有難うございます。「ぶっつけ本番」で、これがまた、気楽で良い面がありますね。
次回は、洛東遺芳館の「月芳」もので、ひとまず、ピリオドにしようかと思ったのですが、「芳年」評などを見て、その途中に「河鍋暁斎」は避けて通れないということを悟りました。
では、次回は「暁斎」ということで、今から、情報収集に出かけます☻☻♫•*¨*•.
by yahantei (2018-02-24 09:36) 

middrinn

「百合若大臣」は「オデュッセイア」が伝播したもの
とする説があったぐらいですから、芳年は幕末ですし、
「トロイの木馬」を知ってたかもしれませんよ(^_^;)
by middrinn (2018-02-26 22:33) 

yahantei

ウーン(-ω-;)ウーン 「月岡芳年はトロイの木馬を知っていた」
というのは、見出しに良いネ(-ω-;)ウーン
「180226読んだ本&買った本」を、「『180226冊』読んだ本&買った本」と、生来の恣意的な解釈は、決して「恣意的」なものでなく、これが的を得ているのかも知れませんネ(-ω-;)ウーン
次は、「これぞ暁斎」と行きたいネ(-ω-;)ウーン
by yahantei (2018-02-27 10:22) 

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